サポート21・なら

障がい者の就労と自立を応援します

2014年01月

イメージ 1 今日は晴耕雨読ならぬ、雨映画でした。晴れなら畑仕事(大げさですが、小さな家庭菜園を借りています。) で白菜を収穫した後を片付けて、じゃがいもを植える準備をする予定でした。
 
 前から見たいと思っていた、「ゼロ・グラビテイ」を見て来ました。映画は好きで良く見ます。今月は、これて3本目です。IMAXの3Dは初めてでしたが、大変迫力がありました。3Dの眼鏡も普通のとは違うものでした。ちょうどお昼の良い時間帯でしたので、ちょっと出かけて見て来ました。
 
 先ほど帰り、来月支援学校の生徒向けに話をするので、原稿の仕上げに掛かっています。2つの養護学校で、就職の決まった卒業予定の生徒に、社会人になる為のマナーや心構えなどを話します。昨年に続いての研修です。
 
 大阪で府立の支援学校の就労支援をやっていた時にも、提案したのですが大阪では実現せず、奈良でようやく実現しました。支援学校の卒業生を受け入れていた経験から、彼らがしやすい間違いや、不安に感じている事を話す予定です。支援学校で話す時は、出来るだけ分かり易く、ゆっくり話すようには心掛けているのですが、なかなか上手く行きません。
 
 社会に出ることに不安がいっぱいなこの時期です。何とか自信をもって入社出来る様、はげましの言葉を送りたいと思います。最後に必ず言っている言葉、
「会社は皆さんの入社を楽しみに待ってますよ!!」
 

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 私は、障がいがあっても無くても、ある一定の年齢になれば、親元を離れ自立して生活することが必要だと思っています。障がいを持つ人にとってはいきなりの自立はむずかしいところがあり、グループホームは良い制度だと思っています。同じ仲間が助け合って生活していくことも自立だと思います。
 
ところが、先日、テレビのニュースでグループホームを作ろうとすると近隣住民の反対運動で実現しないケースが計画の半分近くにも達すると報じていました。単に住民エゴと言うよりももっと本質的な問題を抱えています。無知からくる偏見です。反対の理由も「何をするか分からない」「通学の子供たちが心配」とかあきれると言うか、怒る気にもなりませんでした。
 
少し前にも書きましたが、まだまだ障がい者は「特別な人」と見られている訳です。地域で一緒に暮らしてみれば、決してそんなことは無いと分かるはずです。障がい者は社会全体で支えていく、という考えが浸透していない表れだと思います。
 
障害者差別禁止法により、地元への説明責任は事業者から自治体に変わりましたが、まだまだ自治体にも浸透していない様です。「サポート21・なら」の活動は、障がい者や保護者に自立や就労についての啓発活動を行ってきましたが、来年度は一般の人に、障がい者への理解を深める啓発活動も必要になりそうです。
 

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私の趣味の一つにモータースポーツ観戦があります。先週はうれしいニュースがありました。今年のF1に小林可夢偉が復帰する事が決まりました。写真は、シンガポールのサーキットで201112月に小林可夢偉のピットで写したものです。
 
昨年のF1は日本人ドライバーが一人も居なくて盛り上がりに欠けました。今年もダメかと思っていたら、直前に朗報が入りました。なんとか頑張って欲しいと思います。
先週も「ラッシュ」という1970年代のF1の映画の試写会に行って来て、少し感動して帰ってきました。
 
 野球の田中、サッカーの本田、ジャンプの高梨、テニスの錦織など、若い人が世界で活躍しているのは大変すばらしいと思います。障がいがあっても無くてもスポーツと芸術は世界中どこでも通用します。視覚障がいを持つ辻井さんも、世界で通用するピアニストです。スポーツと芸術は世界の共通語です。これに英語が出来れば鬼に金棒です。
 
 現役の時、社員の中にろうサッカーの全日本代表の選手がいました。海外遠征にも行っています。特別休暇を与えるなどして支援しました。会社が儲かっていれば、チーム全体を支援したかったのですが、なかなかそこまでの余裕はありませんでした。しかし、これも立派な社会貢献であり、無理してでもやっておいたら良かったかな?などと、今でも時々考えてしまいます。
 

イメージ 1 22日に特例子会社の見学会を行いました。養護学校の保護者の皆さんに、障がい者が働く実際の姿を見て頂きました。いろいろな所で、障がい者でも働くことが出来ると言っていますが、実際に見て頂くと皆さん大変喜んでもらえます。
 
 やはり、聞くのと見るのではインパクトが違います。以前も書きましたが、現場に足を運ぶ事の大切さだと思います。当日は、JRの事故で遅れて来られる方が出るなど、大変でしたが、皆さん熱心に見学されていました。
 
 障がい者に配慮した工夫があちこちにあるのを見て、「いい会社や。うちの子どもも採用してください」と言われる保護者の方が居られたり、なごやかな雰囲気で見学して頂きました。また、障がいのある社員自身から、学校で勉強した事や仕事を行う上での心構えなどを話してもらい、大変好評でした。
 
昨日更新しました

イメージ 1 写真は昨日で終了した、御堂筋のイルミネーションです。淀屋橋から本町まで、楽しませてくれました。
 
 最近少し気になる言葉に「障がい児」という言葉があります。ホームページで紹介した本のタイトルや、講演会のタイトルにもよく使われています。昨年、和歌山で聞いた講演会で、「障がい児」という言い方は止めようという提案がありました。
 
 代わる言葉として、提案があったのは、「障がいのある子供(たち)」と言うものです。趣旨は、障がい児は決して、「小さな障がい者」ではないと言うもので、主体を障がいではなく、子供で考えようとの想いです。
 
 Children With Disabilityは、障がい児ではなく、「障がいのある子供(たち)」であるのが自然だと思います。と、いう事でサポート21・ならでは今後、障がい児ではなく、「障がいのある子供(たち)」という表現に統一します。尚、障害を障がいと表記しているのは、私は大阪府の障がい者雇用支援員もやっているので、大阪府の表記基準に従っています。
 

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